それは 今年の晩夏だった・・・ リア友と久々に遊んだ帰りに お腹が空いたので
何か 晩御飯を食べに行こう ってことになったのだ。
まぁ 経済的には恵まれている社会人なので 食事代に気を使うことは ほとんど無いのだw
その日 その時の気分で あれが食べたいとか これが食べたいとか決めて行っちゃうのだ。
で、その日は 時刻も23時を回っており 食事をする選択肢が制限されている訳だが
(つまり 既にほとんどの お店が閉店しちゃってる時間なのだ)
単純に考えられるのが 中華、焼肉、ラーメン、居酒屋などだが 2人とも車なので
お酒はNG。 中華も頻繁に利用しているので 飽きがきている・・・
などなど 考えているうちに 消去法で次から次へと選択肢が消えて行き
残ったのが その日はラーメンになったのだ。
せっかくなので おいしいラーメンを食べたいのだが ラーメンで美味しいと 思うお店は
ほとんど自分的には無いのだ。 行列ができるような ネームバリューがある有名店とか
食べたことあるんだけど 正直言って 『はぁ~ん?』 って思うような 味なのだ。
つまり こんな程度で行列ができるのか・・・って思ってしまう。
ヒドイ場合には 『美味しんぼ』に登場する 海原雄山(美食家であり芸術家って設定のキャラ)
のように 『この店は こんな物を客に食わせるのか! 帰るぞ中川』 って言ってやりたいw
オイラは外食産業には 厳しいですよw
とは言え その日は昼から 何も食べていなかったので およそどんなモノでも
きっと美味しく感じるだろうな って思ってたのさ。
で、めぼしい お店も無かったので リア友の実家の近くにある 『天々ラーメン』って言う
ラーメン屋さんに 入ることに・・・
屋台が そのまま店になったんじゃないのか?って言うくらいの店構え。
築年数30年は絶対超えてるなって思わせるような木造平屋建ての お店だ。
お世辞にも 素敵な店とは言えない感じでした。 女性同伴では絶対行かないような店w
店内にはカウンター席と 座敷がある。手っ取り早く 空腹を満たしたいってこともあって
そんな時は 決まってカウンター席に着いてしまうw どっちだって同じなのにねwww
だってさ、 スグにラーメンが出てきそうな感じしない? ぁ、しないですか (´;ω;`)ウッ・・・
で、カウンターの中には店主らしき お爺さんが1人。他の客は 中年の男女が
カウンター席の 端に1組。 まぁ こんな時間だし 客なんてあんまり居ないものだろうと
思い、 気に止めなかった。
気になるのは どんなラーメンがメニューにあるかだった。
5、6種類ある ラーメンのメニューの中から 気になる『天々ラーメン』をチョイス
あれだ、店名をつけるくらいだから お得なラーメンなのか もしくは これが売りなんだろう。
そう勝手に判断し、どのようなラーメンなのかさえ 店主に聞かずに注文した。
それとは別に チャーハンも注文。 定番だな うん。 いわゆる チャーラーってヤツさ。
リア友が注文したのは ミソラーメンと チャーハン。 無難だw
で、先に出てきたのは チャーハンのほう。 まずくないw って表現が妥当かwww
美味しくもない 至って普通な感じなのだ。
ラーメン屋と言っても 飲み屋のような感じになっちゃってて 他には おでんとかある。
カウンター端の 中年の男女は もっぱら飲みに来てる感じだった。
チャーハンを食べつつ カウンター内で調理する爺さん(店主)の動きを なにげに観察。
すると 山芋を擦ってるようだ・・・
とろろか
きっと あの中年の男女達が 飲む肴に頼んだんだろう。
オイラなら 間違っても
とろろなど わざわざ注文しないがねw
そう、オイラは ぬめり系の食べ物が苦手なのだ。 食べれなくは無い 苦手なのだ。
とろろに始まり おくら もずく 納豆など とにかく ヌメヌメしてるのは苦手 (゚ー゚;Aアセアセ
一生懸命に擦ってる爺さんを眺めてて 大変だなぁ 結構擦るのってしんどいよな。
などと ひとり思いながらチャーハンを食べてた。
ぁー ラーメン早く出てこないと チャーハン食べ尽くしちゃうじゃんなーって思いながら
やっぱり爺さんの動きを眺めてた。 すると、
Σ(ノ゜□゜;)ノ ええっ!
ちょwww
何がどうなってるのか理解できない その状況に愕然となると同時に 恐怖を感じた
ようやく出てくるな って思ってたラーメン。
何と そのラーメンの上に具として とろろを投入しやがった!!!!
l||li _| ̄|○ il||li もしや・・・
その不安は的中。